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  • 2010年10月29日 1:53 PM

算額とは

日本独自の数学文化として算額(さんがく)というものがあります。算額とは問題が解けたことを神に感謝し、問題を絵馬に描き寺社に奉納したものです。算額は江戸時代の習慣であり、現在約900面の算額が現存しています。算額は当初問題と解答を一緒に描き奉納されていました。しかし、次第に問題だけを描き奉納するものがあらわれ、問題を奉納した者とは別の人間が回答を描いた算額を奉納するようになっていきました。 寺社という多くの人間が集まる場所に算額は掲げられたため、武士だけでなく農民や商人まで、あらゆる階級の人が関心を持つようになりました。多くの人が競いあうように算額を奉納することで、西洋の幾何学にも勝る優れた問題も誕生しました。下の写真は算額の1つで、京都府の長岡天満宮に奉納されたものです。定理に関する記載はありませんが、平面幾何のほか球に関する問題も見られます。

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